夜天夕羽さまにいただきました。ちびーず。
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ちび怜&翠華。
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翠華 「怜の子どものころといったら、そりゃあもう天真爛漫でかわいくてかわいくて。怜が疲れれば僕が負ぶってあげて、怜は目を輝かせて無理難題いったりしてさ。そのかわいさときたら、もう目も当てられなかったよ」
悠良 「目も当てられない、の使い方間違ってないかしら」
莉啓 「もしくは狙って使っているのか」
怜 「俺の子ども時代とか覚えてないなー。どんなだったっけ。翠華はいまほどひねくれてなかったような」
翠華 「まあ、ほんとのところ、怜は昔の方がひねくれてたね。尖った刃物のようだった」
怜 「そうだっけ。まあ、環境がなー」
悠良 「……ちょっと気になるわ。二人は一緒に育ったのよね?」
翠華 「ツーン」
莉啓 「貴様……!! 悠良の言葉を真っ向から無視とはどういうつもりだ!」
翠華 「ツーン」
莉啓 「──!!(怒」
怜 「一緒にっていうか、集団でね」
莉啓 「ふん、ろくでもない集団だな」
怜 「怒りを俺にぶつけんなよ。翠華だろ、翠華」
悠良 「いいわね、あなたたち、昔からのお友達という感じで。羨ましいわ」
莉啓 「お、お友達……」
怜 「悠良ちゃん、それはちょっと語弊が」
翠華 「僕と怜VS莉啓っていう構図だよ、むしろ」
悠良 「ああ、それは聞いたことがあるわね。莉啓の子どものころは、どんな?」
莉啓 「宮廷魔術師の一員になるべく、幼少の頃から勉学と修行に励んでいた。信念を持って、どんな苦行にも耐え……」
翠華 「うわ、つまんなーい」
莉啓 「……貴様!」
怜 「だからなんで怒りの矛先がこっちなんだ! おかしい! 異議あり!!」
悠良 「私の幼少期だけみんな知っているんだものね。なんだか不公平だわ」
翠華 「悠良嬢は小さいころから悠良嬢だったからどーでもいーよ」
莉啓 「どうでもいいとはどういうことだ!」
怜 「うおおっ、切られるのは俺か! なんだこれ、ヒデエ──!!」
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ヨダレもののちびーずです。過去の話もいつか書きたいです。