(ストーリー )
★帰り道あなたの服を引っ張る子供が何処かで見たことある顔…。
名前を聞いてみるとその子は<莉啓>でした!!
あなたはその子供を家に連れて帰りました。
まさかの莉啓指定でいただいたバトンです。
これは、光太朗がちび啓ちゃんをお持ち帰り、という趣旨なのですが、エラン祭り中ということで、悠良&怜が拾って帰るという設定にしちゃいます。……イヤすんません、エラン祭りがどーのは言い訳です。単にそういうのが好きなだけです。
1:家に連れてきたあなた。その子の印象は?
怜 「なんだろう、この恐ろしく愛想のなさそうなオコサマ……。莉啓だっていうから連れ帰ってみたものの。啓ちゃんの親戚かな」
悠良 「生意気そうね」
怜 「おおぅ、ずばりいったねー、悠良ちゃん。啓ちゃんそっくりという事実をものともせず」
悠良 「そうね、似てるわ。──ところで莉啓はどこに行ったのかしら」
りけい「──だから、ぼくがりけいだ。りけいはここにいる」
怜 「えええ」
悠良 「……なんの冗談?」
2:お腹が空いちゃったみたい!なにを作ります?
悠良 「お腹がすいたわ。あなた、本当に莉啓なら、食事をよろしくね」
怜 「いやいや、この質問はさ、ちび啓ちゃんのお腹がすいたってことだろ」
悠良 「それがどうしたの。私もお腹がすいたのよ」
りけい「ぼくも空腹だ。食事はまだか」
怜 「……ちょ、ちょっと待って。考えよう。俺らで何かしようとすると、どういうシナリオでも結果的に俺が貧乏くじを引く気がするのはどういうことだろう」
りけい「おまえ、作れないのか?」
怜 「おにーちゃんは料理ぐらいできますよ、啓ちゃん。未来の君ほどじゃないけど」
りけい「なら、一人分でいい。お姉さんに食べさせてあげて」
悠良 「あら、いい子ね」
怜 「う、なんか泣けてきたよ……啓ちゃん、あんたって子は……!」
3:遊んでてアナタの大事な物を壊してしまったみたい!!
りけい「もうしわけない。お兄さんの大切な棒を……許しを得られるまで、ぼくは断食を誓う。いや、許してもらおうなどと、そんな甘い考えは捨てるべきか」
怜 「うおぉぉぉぉ!? ちょっ、……えぇぇ? どうやったら悪気なくこれ切断できるわけ!? どういう遊び!?」
りけい「う、ぼ、ぼくは……」
怜 「な! 泣かれても! ああもう、だいじょうぶだいじょうぶ、なんとかなるから泣くなって」
りけい「……っ、う……、……はぃ。も、もう、泣きません」
怜 「どういう幼少時代だったわけ。調子狂うなあ」
悠良 「ところで食事はまだかしら」
怜 「…………俺、家出しようかなあ」
4:あらっ…お母さんがいないって泣き出しちゃいましたどうします?
悠良 「うるさいわ。泣き止みなさい。泣いて解決するとでも思っているの」
りけい「………………」
怜 「ああもう、こんな小さいのに歯ぁ食いしばって。よしよし、泣いても解決はしないけど、泣くのは悪いことじゃないぞ」
りけい「………………」
悠良 「怜が莉啓の頭をなでてるって、すごい光景ね。あなた、子どもに好かれるわよね」
怜 「悠良ちゃんだって、子どものころはかわいかったのになあ。いまだってかわいいけどさ」
悠良 「ところで、食後のデザートを食べた覚えがないのだけど」
怜 「出てこーーい! 悠良ちゃんと啓ちゃんの教育者、出てこーーーーい!! ──って、悠良ちゃんがこうなってる原因はほとんどお前だろコラ!」
悠良 「小さい子に八つ当たりするなんて、みっともないわ」
怜 「……いや、これはチャンスだ! いまのうちに、しっかりこのちび啓ちゃんを教育しておけば、元に戻ったときにちょっとはマシになるんじゃあ……?」
5:泣き疲れて寝ちゃったみたい。寝顔を見たあなたはどう思いましたか?
怜 「大きくなって相棒になる怜ってやつはな、いいやつだぞー、すごいいいやつだぞー。優しくしなきゃだめだぞー。食事だって作ってやるんだぞー。世の中の中心は悠良ちゃんじゃないぞーーー」
りけい「…………うーーん、うぅぅーーん」
悠良 「意外とやること暗いわね」
6:朝起きて戻った<莉啓>に一言どうぞ
怜 「うおおお、戻ってる! おはよう、啓ちゃん。気分はいかが?」
莉啓 「覚えてはいないのだが、俺宛のメモを見つけた。お前が俺を洗脳しようとした旨が克明に記されているのだが」
怜 「ぅえ! いつのまに!」
悠良 「私については、何か?」
莉啓 「とても素敵な女性だと書かれていた」
悠良 「そう」
怜 「ま、間違ってる! なんなんだコレ!! メシまでやったのに!!!」
7:コレを5人の人に指定つきで回してください★
怜 「う、う、俺みたいな不幸な若者を増やさないためにも、フリーということで……」
いや私は楽しかったけどね!!!
バトンは以上!
お付き合いいただき、ありがとうございました><