刻兎さまにいただきました。
悠良 「ねえ、お願いがあるのだけど」
莉啓 「なんだ、悠良。なんでも叶えよう」
怜 「俺は嫌な予感しかしないなー。改まってナニ」
悠良 「見つめ合ってみてくれないかしら」
怜 「うわ」
莉啓 「…………。誰と、誰?」
悠良 「莉啓と、怜。見つめ合ってるところ、見たことがないわ」
怜 「もの申す! 誰かと誰かが見つめ合ってるところなんて、基本的にそうそう見る機会はございません!! 俺と啓ちゃんが見つめ合うシチュエーションとかって、意味が、わから、ない!!」
悠良 「いつも背中合わせ、というイメージがあるんだもの。見てみたいわ」
莉啓 「…………」
怜 「悩むなあ! しっかりビシッと断れ!」
悠良 「お願い」
莉啓 「(──くる。じぃぃぃぃぃ)」
怜 「くおっ。ちょ、なにをジロジロ……」
莉啓 「(じぃぃぃぃぃぃぃ)」
悠良 「さ、怜、早く」
怜 「な、なんの罰ゲーム!?」
莉啓 「(じぃぃぃぃぃぃぃ)」
怜 「た、助ケテ──!!」
***
この自然体なかわいらしさ。みんなかわいいのに表情がドンピシャリな味にハマリそうです。