イラスト 天宮華月さま 1

天宮華月さまにいただきました。

 

 

  「『落とし物預かり所』……あったあった、ここだ。無人じゃん」
 

悠良 「勝手に持っていっていいのかしら。それにしても、莉啓らしくないわね、落とし物なんて。何を落としたの?」
 

莉啓 「いや、それは……。……ごほん。とにかく探してくる。待っていてくれ」
 

悠良 「私も行くわ。楽しそう。怜はもう物色してるみたいだし」
 

  「すげえ山になってる。いろんなもんあるなあ」
 

莉啓 「────……あった……」
 

  「お、啓ちゃん、見つけた? どれどれ」
 

莉啓 「貴様には関係ない。さっさと行くぞ」
 

悠良 「私も気になるわ。なんだったの?」
 

莉啓 「いや、実は……」
 

  「隙アリ! てや! ──ぶは!! なんだこれ、悠良ちゃんじゃん! かーわいいっ」
 

悠良 「…………へえ」
 

莉啓 「いや、悠良、違うんだ、そうではなくて」
 

悠良 「…………ふぅん」
 

  「腹チラ、腹チラ。むっつり確定だな。つーかこれ俺欲しい。ちょーだい」
 

莉啓 「ばかな! それは、大切な──!」
 

悠良 「裏に何か書いてあるわ」

 

 『ママの元気のモト。弥良』

 

莉啓 「──大切な、弥良様からの預かりものだ」
 

悠良 「…………お母様……」
 

  「ナゼそれを啓ちゃんに預けたのかが気になるんだけど」
 

悠良 「……あら。これって怜じゃない?」
 

  「何が? どれ? ──おおおお!!! なんだこの、俺の本質をモロ見抜いた美麗画!!!」
 

悠良 「やっぱり裏に何か書いてあるわ。持ち主かしら──」

 

 『翠華の。触れるべからズ』

 

悠良 「…………」
 

  「誰のだった?」
 

悠良 「触れてはいけないみたいだから触れないでおくわ」
 

 

***

 

ナンパしたくなる悠良と、どこからどう見てもかっこいい怜。メロメロです。万歳。