緑茶さまにいただきました。
莉啓 「悠良、今日はパーティだ」
悠良 「何?」
莉啓 「開催中のフェスタを祝うものらしい。カードといっしょにケーキの材料が送られてきた」
怜 「なんでケーキじゃなくてケーキの材料。啓ちゃんを知り尽くしたものの犯行としか思えない……。ってか朝からこもってると思ったら、ケーキ焼いてたわけ。相変わらずヒマだねー」
莉啓 「……(無視)。 さあ悠良、祝いのケーキだ」
悠良 「紅茶は?」
莉啓 「もちろん、用意してある」
怜 「わ、でか! そんなでかいなら俺がちょっとぐらい食ったって……──わわ!」
ガチンッ
怜 「悪い! 引っかかった!」
莉啓 「……貴様……めでたい場だからと放っておけば……! 何が引っかかっただ! 陰険なやり口を!」
怜 「いや、わざとじゃないって! なんつーの、ミス! 凡ミス!」
莉啓 「貴様がこんなミスをするか! 早く棒を抜け!」
怜 「抜けったって、そんな包丁構えられたら抜けな……うわ、本気で切れる! ストップ! ちょ……っ」
莉啓 「本気で斬る!!!」
悠良 「あら、おいしい。今日も平和ね」
怜 「平和じゃねーよ! 助けろ──!!」
***
それぞれの仕草が細かくて、目の前にいるみたいです! まさにこの三人、な構図。惚れ惚れ。