伽砂杜ともみさまにいただきました。



ドレスな二人と、アノうさぎな翠華。このコミカルさ!!
ブログにて、アリスバトンなるバトンで色々やらかした際、描いてくださった一枚です。

続きに、一応バトンを転載。


***


『不思議の国のアリス』の世界へようこそ。


このバトンは、受けとったあなた(※今回はエランキャラでやりました)がアリスとなって、不思議の国へ迷いこむバトンです。
さあ、白ウサギを追いかけて奇妙なる幻想の世界へ――いってらっしゃい。

  

Q1,お姉さんとのピクニックに、あなたが着ていったエプロンドレスは何色?


弥良「お姉さんです☆」
莉啓「……弥良さま……」
怜 「悠良ママさー、さすがに無理があるんじゃないの」
弥良「さ、さ、いいから好きなドレスを選びなさいな。お出かけしましょ☆」
怜 「なぜドレス」
莉啓「では、俺は黒で」
怜 「着るのかよ! おまえほんと、長いものに巻かれるな!」
弥良「怜ちゃんは?」
怜 「えー。じゃあこっちの白で」

 

Q2,ピクニックの最中、白ウサギを見つけたあなた。呼んでも気づかない白ウサギの気をひくためにしたことは?


怜 「白ウサギっていうか」
莉啓「緑ウサギだな」
怜 「翠華じゃーん。もうやだよこれ、どういう趣向?」
翠華「ども、ウサギでーす」
怜 「呼んでねえし! 流れ無視か!」
翠華「二人とも、良い格好だねー。まさかのドレス。ぷぷ」
莉啓「おまえはまさかのウサギだがな」


 
Q3,白(緑)ウサギを追いかけて、あなたは穴に飛び込みます。このとき、気になったことは何?


莉啓「断る! なぜ弥良さまに背を向けて笛使いを追う必要があるのか!」
怜 「同感」
翠華「そんなこといっちゃって。僕についてこないと、悠良嬢には会えないよ。さあ、僕を追いかけておいでー!」
莉啓「──なに!? 待て!」
怜 「うわー、ほんとに追うんだ……すごい構図……」


Q4,穴の壁には食器棚や本棚があり、あなたの気になるあるものも置いてあります。それは何?


莉啓「『悠良の秘密』全十巻だと……! な、なんというものがあるんだ!」
怜 「悪趣味だなー。俺はいいや」
莉啓「お、俺ももちろんこんなもの……──」
怜 「……啓ちゃん? なんか後ろの髪がびよーんって……──はっ! これはまさか、画的に後ろ髪引かれてる感じ!?」
莉啓「そうだ、作者がいったいだれなのか、それだけ調べておこう」
怜 「うわー、いそいそしてる」

 作者・ラブリィ☆ミラ

莉啓「弥良さま……」
怜 「ま、そーだろーね」

 

Q5,小さな扉の前で、あなたは薬の小ビンを見つけました。ついている札には、何と書いてある?

怜 「性転換薬……」
莉啓「忘れよう。忌まわしき記憶だ」

 

Q6,大きくなったり小さくなったりして、涙の海へ落ちてしまったあなた。このとき、一番の心配事は?


怜 「のわーーっ、溺れる、死ぬ……!!」
莉啓「悠良は……ちゃんと食事をとっているだろうか……」
怜 「そこ!? 生死の危機で、そこ!!? 嫌だぁぁ、こんな格好で、しかも啓ちゃんと死にたくないぃぃぃ」

 

Q7,体を乾かすため、ドードーたちとコーカスレースをしました。賞品は何がいい?


莉啓「どうしても、何か一つを所望しろというのなら……最初の場所で見た、本を」
怜 「『悠良の秘密』ってやつ!? うわっ、悠良ちゃんにいってやろ!」
莉啓「冗談だ。あたりまえだろう」
怜 「……いやあ、いまの本気だったろ」

 

Q8,追いついた白ウサギに、メアリーアンと間違われたあなた。あなたがメアリーアンでない証拠をみせて?


莉啓「だれだ、それは」
怜 「さあ。あれじゃないの、チョコのメーカー」
莉啓「それこそだれだ」
怜 「まーなんでもいいけど」

 

Q9,白ウサギの家で、あなたはまた大きくなってしまいました。具体的にはどれくらい?


怜 「じゃ、十メートルぐらいで」
莉啓「ならば俺は十五メートルだ」
怜 「なんでそこ張り合うんだよ」

 

Q10,煙突から入ってきたトカゲのビルが意外とイケメン。こんな姿を見られたくないあなたは、どうする?


翠華「トカゲでーす」
怜 「おまえ、なんでもするなー」
莉啓「こんな姿を見られたくない俺は、やむを得ずトカゲを殺るか」
翠華「ふふん、相手になるよ。術勝負で僕が負けるとでも?」
怜 「まー好きにしろ」

 

Q11,今度は小さくなって、いもむしに詩を暗唱することになりました。思いついた歌のサビを答えて?


怜 「いまなんか二人は取り込み中だから、詩どころじゃないっていうか。ドレスの啓ちゃんとトカゲの翠華の戦いってぜんぜん画にならなくてむしろ笑えるだけだけどね」
翠華「え、なになに、詩? 詩? デュエットでもしちゃう?」
怜 「おまえ、vs啓ちゃんはどうなったんだよ」
翠華「え? 飽きた」
莉啓「き、貴様……!」

 

Q12,キノコを食べて、首が長くなったあなた。何でも見渡せますが、今一番何を見たい?


怜 「出口」
莉啓「阿呆が。悠良の居場所に決まっているだろう!」
怜 「あのさー、悠良ママがからんでるんだから、悠良ちゃんにとってマイナスなことになるわけないじゃん。ほっといてもだいじょぶだって」
莉啓「一刻も早く見つけなければ」
怜 「啓ちゃんさー……」

 

Q13,さかなの召し使いとカエルの召し使いに出会いました。もし、雇うならどっち?


莉啓「蛙だな」
怜 「即答! なんで?」
莉w「日々世話になっている」
怜 「へー」

 

Q14,公爵夫人の家に入るも、赤ちゃんの泣き声がひどくて会話ができません。どうやって泣き止ませる?


莉啓「泣きやまなければ……切る」
怜 「包丁でか! おまえちょっと、自分の生き方見直せってマジで!」
莉啓「ならば、気絶させる」
怜 「いーよ俺がやるよ。いないいない、ぶぅわ!! れろれろれろれろびろーーーん!」
翠華「どうも、赤ちゃんでーす」
怜 「うわっ、気持ち悪ッ!」

 

Q15,家中にコショウが散っているため、くしゃみが止まりません。あなたのくしゃみは、どんなくしゃみ?


怜 「えくしょっ、はっくしゅ!」
莉啓「はくしょん。はくしょん。はくしょん」
怜 「──!! ま、真顔で経のように……!!」

 

Q16,家を出て森へ入ったあなたは、そこでチェシャ猫に会いました。尋ねてみたい質問は何?


怜 「ていうか翠華だろ」
翠華「チャシャ翠華でーす。なんでわかったの」
怜 「もう流れ的に」
翠華「ささ、なんでも質問どーぞ?」
莉啓「悠良はどこだ」
翠華「心配しなくてももうすぐ会えるって。陰険術師、ほんっと面白みないよね。たまには違うこといったら?」
莉啓「『違うこと』」
翠華「いや、そうじゃな……」
莉啓「『違うこと』」
翠華「……僕こいつ全力で嫌いだなー」

 

Q17,三月ウサギと帽子屋、ヤマネのいるお茶会に参加したあなた。誰の隣に座る?


翠華「三月ウサギで帽子屋でヤマネでーす」
怜 「どんだけコスト削減なんだ」
莉啓「俺は、悠良の隣に」
怜 「いねーじゃん! なんなのこれ。マジ帰りたい。せめてなんか食わせて」
翠華「なんでもあるよ。はいこれ、お茶と、ベリータルト」
怜 「さんきゅー。お、このタルトうまい」

 

Q18,三月ウサギが、ポットに何かをぶちまけています。……お茶はいかが?


怜 「…………うまく言葉になりませんが、あえていうのなら、最悪というか極悪というか」
翠華「あれ、この媚薬、効かなかった?」
怜 「ビヤク──! あほかぁぁ!!」
翠華「冗談だよ。えーとなんだったかなー」
怜 「なんだっ、何を入れたんだ!?」
翠華「思い出せないなー」
莉啓「怜、落ち着け。笛使いのペースに乗ることはない」
怜  「お、おう──……って啓ちゃん!? 頭でっかくない!? なにそれ、アフロ!?」
翠華「術師限定で効果を発揮する、『アフロール剤』でしたー」
怜 「ち、血の雨が降る──!」

 

Q19,お茶会を抜け出したあなたは、扉のある大木の前へ来ました。開けるための合言葉は?


莉啓「なにか、頭が重いような……」
怜 「えー? いやー、気のせいじゃないかなー。気のせい気のせい。そ、それより合い言葉、合い言葉」
莉啓「ふん、こんなもの」
怜 「何、合い言葉わかるのかよ」
莉啓「力ずくだ。怜、いけ」
怜 「……いくけどさー。ぃよいしょっと」

 

Q20,扉の向こうは、女王様のバラの庭。庭師たちがペンキで色を塗っていますが、あなたなら何色にする?


怜 「別に何色でもいいよ」
莉啓「赤だ」
怜 「……そうですか。悠良ちゃんの髪の色だしね」
莉啓「レッド・ワン・フェスタはまだか……!」
怜 「え、なんの話?」

 

Q21,ハートの女王様とクロッケーゲーム。理不尽なゲームに勝つか、負けて女王様の機嫌をとるか、どっちを選ぶ?


悠良「あら、あなたたち。遅かったわね」
莉啓「悠良!」
怜 「ハートの女王様って! くっはぁ、そう来たか」
悠良「クロッケーゲームですって。する?」
莉啓「悠良がやりたいのならば、全力でやろう」
悠良「やりたくないわ。面倒そうだもの」
莉啓「ならば、やらないでおこう」
怜 「……もう帰ろうってほんと」
悠良「ところで莉啓、その頭……」
怜 「わわ! しー! しー!」
莉啓「なんだ、どうかしたのか?」
悠良「……。いえ、どうもしないわ」

 

Q22,ゲームの最中、チェシャ猫と再会したあなた。嬉しさのあまり、何をしてしまった?


莉啓「いまこそ息の根を──!」
怜 「俺も加勢」
翠華「やだなあ、なんで僕だけワルモノなの。悠良嬢からもなんかいってやってよ」
悠良「あなた、目障り」
翠華「カッチーーーン」

 

Q23,グリフォンと一緒に、海ガメもどきの身の上話を聞くことになりました。あなたの自慢話もして?


怜 「いいってもう、どうせぜんぶ翠華だろ」
翠華「聞いてよ、身の上話。僕と怜の幼いころのエピソードとかどう?」
悠良「興味あるわ」
莉啓「自慢話というわけではないが……先ほどから頭が異様に重いのだが」
怜 「ごほっ、ごほっ」

 

Q24,裁判が始まるという知らせがあり、裁判所へ駆けつけたあなた。傍聴席で隣に座っているのは誰?


翠華「翠華でーす」
怜 「もうこれいい加減マンネリ」

 

Q25,陪審員のメモを見ると、あなたの好きな名台詞がのっていました。それはどんな言葉?


莉啓「『悠良の秘密』、絶賛発売中、だと──!?」
怜 「ええ、それまだ引っ張んの?」

 

Q26,議題は、女王様のタルトを盗んだのは誰か。犯人は誰?


悠良「お母様が、私の大好きなベリータルトを用意していてくれたの。でも、食べようと思ったらなかったわ。心当たりない?」
怜 「ベリータルト……な、なんか、茶会の時にやたらうまいタルトを出されたような……」

 

Q27,裁判中に体が大きくなってしまい、証言台に立つことになってしまいました。あなたの推理を語って?


怜 「うおお、け、啓ちゃん、なんかアフロがどんどん大きく!!」
莉啓「重いな。これはどういうことだ」
怜 「いや、どういうこと、っていわれても……」
翠華「ささ、怜、推理は?」
怜 「推理もなにもさー、これ丸ごとぜんぶ、どーせ悠良ママとおまえの暇つぶしだろ」
翠華「あれー、なんでわかったの?」
莉啓「それはそうと怜、貴様、笛使いとベリータルトを食べていたな。犯人はおまえか!」
怜 「その場合の犯人は明らかに翠華だろ!」

 

Q28,証言中、女王様があなたに「太っている」と言ってきました。何て言い返す?


悠良「まあ、タルトの件はなんでもいいわ。莉啓、どうしても気になるのだけど……あなたのその頭、ちょっと、太ったんじゃないかしら」
莉啓「なに? 頭が、太っ、た……?」
怜 「いや、悠良ちゃん、それ表現おかしいよ。アフロなんだよ、アフロ。まーでも似合うから、いいんじゃない」
悠良「そうね、よく似合っているわ」
翠華「うん、陰険術師の陰険っぷりがよく出てるよ。いいねえ、アフロ術師」
悠良「これからは、その頭でいきましょう。ね、莉啓」
莉啓「………………え」

 

Q29,トランプに襲われ、夢から覚めたあなた。何か感想はある?


莉啓「夢……? ──はっ(ごそごそ)……いつもの頭だ……」
怜 「あれ、啓ちゃん、どうしたの」
悠良「あらおはよう、莉啓。珍しくよく寝たみたいね。夢でも見たの」
莉啓「あ、ああ、そのようだ」

 

Q30,おかえりなさい。次は、誰を不思議の国に誘おうか?


怜 「……まさか気絶しちゃうとはね」
悠良「冗談だったんだけど。いいんじゃない、ぜんぶ夢だと思ってるみたいだから。アフロール剤の効果が短くて良かったわね」
怜 「あいつだけまだ黒ドレスだって、どのタイミングで指摘すべき?」
悠良「さあ、お母様も翠華もどこかへ行ってしまったし、あなたがいうしかないんじゃないかしら」
怜 「げぇぇ。結局貧乏くじ……」


おしまい!